新旧の木材が融合し作り出すつぐもりの空間

新旧の木材が融合し作り出すつぐもりの空間

つぐもりのカフェ・宿泊棟はシンプルな黒い建物ですが、中に入るとほっと落ち着く空間になっています。今回その空間を一緒に作ってくださったのが、長野市に本社を構える山翠舎さん。古民家から再生された古木を使った空間づくりをされている会社です。

つぐもりの工事が本格的に始まり、内装工事に入る前の2023年4月には山翠舎さんの古木の倉庫にお伺いし、今回つぐもりで使用する古木を選定してきました。

常時5000本以上の在庫を有する古木専用の倉庫は圧巻です。その一本一本に入手地や年代、古民家のどこに使われていた部分かなどを記録し、管理されています。その5000本の中から1階カフェカウンター用に1本、ディスプレー棚用に3本、2階ステイの本棚用に2本、合計6本の古木を選びました。

古木には、昔の釘を使用しない建築方法ならではの穴や、独特の曲がり、燻された味わい深い色合いなど、何とも言えない味わいがあります。古木を使用しているのはほんの一部ではありますが、新材とうまく組み合わさり、つぐもりの空間を作り出しています。

改めてそれぞれの古木のプロフィールも紹介できたらと考えています。
つぐもりにお越しの際は内装にも注目してみてください。